特別児童扶養手当(通称:特児)の更新が2年おきにあります。
娘の特児が今年の3月までで期限が切れるため、3月末ごろに必要な書類を揃えて再申請していました。
そして待つこと数か月…「特別児童扶養手当の再認定」の通知が無事届きました!
障がいがある娘の将来に備えるために、受けられる福祉は全力で受けさせていただきます。
特児の再認定のための準備で必要な事や、申請から再認定通知が届くまでの期間についてまとめました。
目次
特児の再認定で必要な準備とは?
既に特児の受給資格があって、支給されている人でも2年おきに障害の認定を受ける必要があるんですね。
障害の度合いが変わっていないかどうかの確認のために、診断書を市に提出しなければなりません。
「そろそろ2年経つし、再認定の時期かな」と、親が覚えてたら早めに診断書を準備しておけるんですけど、日々忙しい中だと忘れてしまうことも多いですよね、手続き関係って。
ポストに通達が入っていてようやく思い出すわけです。
手紙が届いたのが2月の上旬。再認定の手続きに必要な書類は
- 診断書
- 特別児童扶養手当証書(自宅に保管してある)
のみ。
ただ、まだ提出期限まで2ヶ月ぐらいあるしっていっても、もたもたしていられません。
診断書を手に入れるためには、異常に時間がかかることがあるから!
- 病院に発達検査の予約(予約が取れる日が最短で1ヶ月半とか)
- 診断書のために発達検査を受ける(3月中旬)
- 発達検査の結果と聞き取りをしてまとめた診断書をもらいに行く(3月下旬)
- 市役所に申請に行く(ギリギリ!)
お分かりでしょうか…「再認定の手続きをしてくださいね」っていう手紙が届いてからすぐに動いても締切りギリギリでいいほう。
発達検査の日に熱を出してキャンセルってことになったら、最悪間に合わないことも考えられます。
再認定手続きのお知らせが来てすぐに病院に予約を入れるか、覚えている人はもっと前から動いた方がギリギリになって焦らなくて済みますね。
特別児童扶養手当が支給できるという通知はいつ来る?
3月末ぎりぎりに市役所にかけこみ、どうにか再認定の手続きをしたらあとは待つだけです。
特児の申請の窓口は住んでいる市区町村ですが、支給を決定するのは県なので早くても1ヶ月ぐらい通知までかかるようです。
娘の場合、5歳と7歳で再認定の申請をして、2回とも通知が届いたのは3ヶ月後でした。
どちらも3月下旬に市役所に申請したので、結果が分かったのが6月下旬でしたね。
長かった…
届いた封筒には「特別児童扶養手当 有期再認定通知書」という1枚の紙と、申請時に診断書と一緒に出した特別児童扶養手当証書が入っていました。
特児の診断書作成に慣れている医師を見つけよう
申請してもう1ヶ月以上経つのに通知が来なくて「今回は無理だったのかな」という気持ちに次第になっていました。
少しづつですが娘の発達検査の数値は平均値で見ると上がってきてるんですよね。
だから主治医からも「この数値じゃ特児通るかわかんないね~」と言われていました。
娘の成長と頑張ってきたことの成果が結果に表れたことはもちろん嬉しい。
でも…僅差で手当がもらえなくなるのは仕方ないけどキツイ。笑
そこで頼りになるのが、小児神経科の先生の診断書。
小児神経科は私の市にはなく、隣の市まで娘が3歳の頃から車で通院しています。
遠くてもその病院に通う理由は、主治医の先生が診断書を作成する時に特児が通りやすいように気を使って書いてくれるから!です。
「一方的に話して人の話を聞いてないことがあります。」→自閉傾向〇ね
「好き嫌いが多くて感触が苦手で吐き出してしまうことがあります。」→偏食・感覚過敏〇ね
「なにも困ってることがないと通りにくいからね。」と言って、困っていることをあるだけ聞いてくれて、診断書にたくさん書いてくれるのです。
聞き取りの時間は、娘の出来ないところや困ったところを絞り出すように主治医に伝えなきゃいけないのではじめは主治医にズバズバ言われて辛かったですね。
何度も検査やら面談やらをやっているともう、主治医の一言一言に傷つかなくなりました。3歳頃はまだ障害を受け入れられていなかったからでしょうね。
通りやすいように診断書を書いてくれようとしてくれてるんだと思ったら、むしろありがたい気持ちに変わっていきました。
病院が遠くても診断書書いてもらうならここ!というところを見つけておけば、いざという時に安心です。
特児は何のため?
発達障害の子供向けのドリルとか、発達障害専門の塾って通常の2倍、3倍以上高いものが沢山ありますよね。
しかもやらせてみるまで自分の子供に合うのかを見分けるのは親でも難しく… このドリルもいいと聞いて持っていますが、娘には合いませんでした。
娘が最近始めた発達障害児向けのタブレット学習だって、チャレンジタッチやスマイルゼミの2倍の月謝しますし。
それでも頭がまだ柔らかいうちに、高くても良いと思う教材を子供に与えたい。
夫もそのための特児でしょ?と言って、高い習い事や教材にはお金を出し惜しみしません。
もちろん勉強だけじゃなくて、娘には旅行や遊びでもいろんな体験をさせてあげたいです。