先日の知能検査で分かった娘の発達凹凸の凹の部分である”処理速度”。
学校の授業や仕事を効率よく行うのに必要な能力といわれています。
いわゆる「学校の成績が良い子」というのは、処理速度の数値が高い子なんだと私は思います。
よく子供の得意な部分を伸ばしましょう!って聞くけど、私はむしろ苦手な部分を少しでもましな状態に引き上げたいよと思ってしまいます。
根がマイナス思考だからですかね…
そこで子供の処理速度を伸ばす方法がないかどうか調べてみたら、遊び感覚でできるゲームから教材まで色々あることが分かりました。
今回は小1の娘でもできそうなおすすめのゲームや教材、学習法などについて紹介します。
目次
処理速度はゲームで鍛える!
ゲームといってもカードゲームもあればテレビゲームもありますが、今回は私が処理速度向上に良さそう!と思ったもの全てひっくるめて紹介していきます。
MattelのBlink Card Game
有名な「『UNO』のスピード」と言えるゲームです。 自分の手札と引き山の全てのカードを、同じ色、形、数といった条件に合わせて、より早く置き終えたプレイヤーが勝利します。 子供と遊ぶ時は、手札の枚数を増減して調整するとバランスを取れるようになります。 子供の判断力や瞬発力を育てるゲームです。
引用元:Amazon
UNOなら年末年始に家族集まった時に、娘も加わってしたことありますけど慣れるまでは補助が必要でしたね。慣れたら一人でもできるようになったんで、UNOから慣らしていってBLINKに移行していくといいかもしれません。
SET 日本語版
ゲームの目的は、テーブルに並べられた12枚のカードの中から「SET(セット)」を見つけること。 カードに描かれた図形には4種類の要素(図形の形、図形の色、図形の数、図形の塗り方)があり、SET(セット)とは、カードそれぞれの要素を見て、要素が全く同じ、または要素が全く異なるカード3枚の組合せを指す。
引用元:Amazon
BLINKとちがってSETは1人からでもできるから、兄弟げんかにならないこっちが我が家には向いてるかも。そしてBLINKよりルールが単純そうなので、娘でも入り込みやすそうです。買ってみようかな。
オンラインゲーム・アプリのLumosity
知育アプリはたくさんありますが、Lumosityは対象年齢の4歳から大人まで使えるという所が気に入りました。
パソコンとスマホ両方で使用できます。
1人1人の得意や不得意に合わせた問題がランダムで出てくるため、親が選んであげる必要がない点もいいですよね。
どんどん解いていくと、課金が必要になるのがデメリットですが、娘の能力ではすぐに課金の心配をすることもないでしょう。
テレビゲームもやり過ぎなければOK!
ゲームのやりすぎは子供の視力低下の影響や勉強の弊害になるといわれていますが、あくまでもやりすぎなければゲームで遊ぶことは悪いことばかりじゃないと思うんです。
アメリカの研究では、テレビゲームで視覚情報処理能力が向上することが分かっています。
ゲームの良いところは、手の動作と画面の動きが連動しているということ。
たとえばマリオとかだと、周囲の数々の障害に注意を払いながらマリオをゴールまで導いていかなければならないですよね。
- 空間認識能力
- 情報処理能力
が高まるのだそうです!喉から手が出る位欲しい能力がテレビゲームで手に入るなんて。
にわかに信じがたいですが、娘には長男が持っているスーパーマリオブラザーズをたまにやっているので、伸びるかな!?処理速度。
処理能力アップにおすすめな学習教材2冊
処理速度の遅い娘のような子は、
- 字を速く追わなければならない音読
- 文章を書くのが遅い
- 計算式を覚えたり早く正確に計算することが苦手
- 整理整頓や時間管理が苦手
などが当てはまるのではないでしょうか?
なのに容赦なく算数の計算プリントは毎日宿題として出るから、宿題を終わらせるのがそれはもう大変で大変で。
毎日の宿題にプラス家庭学習となるとできる気がしませんが、春休みや夏休みなどの長期休みにやらせたいな~と思った教材2冊をご紹介します。
100マス計算の生みの親、影山先生監修の代表的1冊。この本には14日分の100マス計算が載っていますが、何回も同じ問題をするのが目的なのでボリューム的には問題ありません。
反復練習によって最終的には
- 計算を丸暗記する
- 集中力を高めて答えを出す
ということを目指します!
少しの量でも毎日続けることがポイントみたいですよ。
コグトレとは認知○○トレーニング(Cognitive ○○ Training) の略称のことです。
○○の中にはソーシャル・機能強化・作業の3種類があります。
①覚える②見つける③写す④数える⑤想像するといった学習面を鍛えるコグトレは”認知機能強化トレーニング”になります。
それぞれの苦手に合わせて課題を選ぶと勉強効率が上がりそうです。
たとえば計算に困難さがある娘には④の課題を選ぶとよさそうです。
どんなトレーニングでも楽しく続けられるかが大事
以上のように、処理速度を伸ばすのに効果的なゲームや教材は探せば色々見つかりました。
でもあれもこれもと手をつけると親も子供も大変になっちゃうので、楽しめそうだなとかできそうだな、とか思ったものをまず一つ取り入れてみては。
一番は親が必死になりすぎないで、子供が安心して楽しめることかなーと。
私も優しく優しく…と思ってもつい、なんでできないの!?という気持ちが大きくなって言い方がキツくなってしまうこと、あります。
苦手なことをやらそうと思ったらなおさらですね。
家庭でできそうになければ、学校や療育先に提案してみるのもアリだと思いますよ。
子供のためにと一生懸命になっちゃってつい厳しくなりすぎないようにしましょうね。
下の記事で処理速度が低い子がつまづきがちな音読の支援グッズや、手先が不器用な子におすすめなグッズの紹介もしているので見てみて下さい!