発達障害がある小学生の塾探し。重視したポイントは?

ASDとADHDの娘のこと

我が家の自閉症スペクトラムの女の子は小学校の支援学級と交流級を毎日行ったり来たりしています。

まだ小学2年生なので、生活や音楽などついて行ける教科は交流級で皆と一緒に授業を受けて、国語と算数は支援学級で指導してもらっています。

小1の夏休み、なんと7歳にして娘は塾デビューを果たしました。

発達障害専門の塾とかではなく、個別指導塾の夏期講習です。

発達障害があったら民間の塾なんて無理と思いますよね。私も娘を見てくれる塾なんて探すの大変なんだろうな…と思ってました。

しかし、入れてもらえるところ、ありましたよ~しかも住んでいるマンションから歩いてすぐのところに!

灯台下暗し。

今回は、発達障害の子の塾探しで重視したポイントについてお話します。

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目次

塾を考え出したきっかけ

そもそもなんで小学校に入ったばかりの娘に塾へ行かせたのかというと、夏休み前にあった個人懇談での先生の一言がきっかけでした。

「夏休みの間に、ご家庭で1学期でやった所の復習をお願いします。」

…はいっ!

と、返事はしたものの、家で教えようとしても真面目に話を聞いてくれるような娘じゃない。

なかなか集中してくれない娘に私のイライラが溜まりに溜まって、怒鳴りつけている図が容易に想像できます。

デイサービスでお願いしても、夏休み中は外出イベントが多くて勉強を見てもらえる時間はあまりない。

娘のペースに合わせてゆっくり教えてもらえるような所、ないかなあ~と思って調べて行きついた結論が、

個別指導塾ならもしかしたら発達障害があっても受け入れてくれるかもしれない。ということでした。

発達障害児の塾選びのポイント

そうと決まればさっそく塾探しです。夏休み限定のつもりだったので夏期講習の募集をしている個別指導塾を調べました。

私が塾選びの際、重視したポイントは主に4つ。

  • 先生1人につき子供は何人までか
  • 先生が発達障害に理解があるか(理解しようとしてくれるか)
  • 子供が先生の人柄や教え方を気に入ったか
  • 1回あたりの授業時間が長すぎないか

以下詳しく見ていきましょう。

先生1人につき子供は何人までか

個別指導塾って”個別”という位だからマンツーマンで教えてもらえると思っていたんですよね。

でも多くの個別指導塾は先生1人に対して3人までだったり2人までだったり。マンツーマンもないことはないですが、手厚くなる分料金が高くなるところが大半のようです。

てっきり個別というのだから1対1で教えてもらえるとばかり思っていた私はがっかり。

3対1では他の子を教えている間に娘が問題を解くってなると、問題を解いている途中で止まって思考停止すること間違いないからです。

定型児なら自分から先生を呼んだり、解くために違う方法はないかなって考えたりできるでしょう。

でも100か0かという考え方しかできない娘は、1つの方法を忘れてしまうと先生からヒントをもらわないと先に進めません。

1箇所目に相談に行った塾は3対1になる可能性があると聞いてあきらめました。

2箇所目は、一応2対1での契約だけど時間帯を選べば1対1で対応してくれるというのが決め手になりました。

先生が発達障害に理解があるor理解しようとしてくれるか

個別指導塾の先生は発達障害専門の塾ではないので、関わったことがなければ発達障害の子に合った教え方を知らない方が多いと思います。

それを承知の上で民間の塾を探していたので、特性のある子を受け持ったことがある先生がいたらラッキーだな、程度で発達障害の知識の有無はそこまで重視していませんでした。

すでに理解しているかということよりも、発達障害をカミングアウトしても親身になって話を聞いてくれるかどうかを重視しました。

入会前には娘の知能検査の結果や成績表を見てもらい、口頭でも娘の特性について打ち明けるようにしました。

それでもぜひ来てくださいって言ってくれる所じゃないと安心して任せられないですよね。

子供自身が先生の教え方を気に入ったか

実際に教えてもらう先生と娘の相性も大切です。できれば担当の先生は1人にしてほしかったのですが、希望の時間帯と合わないと違う先生になるとのことでした。

娘につく講師は3人で、大学生のアルバイトと40代の女性、そして塾長でした。

でも入会前に2回も無料体験をさせてもらって、担当になる予定の先生に教えてもらえたので入会後のイメージがつかめて安心できたんですよね。

2回とも別々の先生だったけど娘が真面目に取り組んでいたということだったので。

娘も優しく構ってくれる先生たちのことがすっかりお気に入りになっていたので、夏休み限定で塾の入会を決めました。

授業時間

1回あたりの授業時間も塾によってさまざまで、50分~1時間半と幅がありました。

娘の集中力を考えると、1時間半はしんどいかなと。休憩時間を設けると言っていましたが大学の講義並みじゃないですか…

ちなみに通うと決めた塾は50分で1350円でした。

夏期講習10日間を終えて

今回塾に行かせた目的は、国語の簡単な文章問題と、繰り上がりの計算の復習をしてもらうことでした。

娘は日によって集中したりしなかったりと気まぐれだったので、娘の集中がきれると塗り絵や迷路を勉強の間に挟んだりしてくれていました。

先生は教えているうちに私がマンツーマンにこだわっていた意味が分かったようで、「娘さんは講師1人で見てあげた方がいいですね」と言われて結果的に10日間ずっとマンツーマン状態でした。笑

低学年の生徒さんが少なかったからできたことなんですが、分かっていただけてありがたいです。

宿題もあまり出ないし、ちょっと甘やかしすぎなんじゃ?と思うこともありましたが、計算は少しスピードが上がっていました!

時間に余裕がある夏休み中の10日間だけと思って行かせましたが、娘はそこの塾が大好きになったみたいで、通りがかるたびに、「塾行かないの~?」と行きたそう。

今年も先生からマンツーマンで大丈夫ですよって言われたら、同じ所で夏期講習申し込んでみようかな…と思っていましたが、塾よりも娘に合っていそうな通信教材を見つけたので、小学2年生の6月から始めました。

タブレット1台さえあれば、自宅でマンツーマンの個別塾に通っているように学習できる「すらら」というオンライン教材です。

すららの特徴
  • 発達障害の子でも理解できる&集中できる対話型アニメーション講義
  • その子に合わせた学習カリキュラムを専任のすららコーチが立ててくれる
  • 搭載されているAIで間違えた問題を特定し、その子の苦手やつまづきポイントに添ったプログラムが完成される

ただのオンライン学習と侮ることなかれ。これまでのタブレット教材とは比較できない中身となっています。

飽きっぽい娘なので続くか心配でしたが、なんと1日1ユニット30分ほとんど毎日欠かさず続けることができています!

6月10日に入会して早1ヶ月、総学習時間は約12時間。

個別塾の夏期講習が1回50分あたり1350円だから、12時間を1ヶ月で同じように塾でやろうとすると

1350円×(12時間+2時間)=18900円

月謝18900円にもなってしまいますね。。(ごめんなさいね関西人なのですぐ損得考えちゃうんです)

対してすららは月額8640円(税込)

しかも7月は入会キャンペーンで入会金10000円が無料

娘は6月に入会したので入会金支払いましたよ~7月に入会したかった!

分かりやすい解説でじっくり聞く力も身についてきたように思います。

夏休み中だけ受講して9月から休会することもできるので、試しにお子さんにいかがでしょうか?

詳しくは下のボタンをクリック。(すららの公式サイトに飛びます)

まずは資料請求からという方はこちらからどうぞ。

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