年少から加配付きで保育園に入園した娘。保育園と並行して週に1,2回は療育にも行っていました。保育園終わった後に、療育ってどっちもって子どもにとってきつくない?って悩んだりもしましたが、これも娘のためになるから!と信じて並行通園することに。
うちが保育園と療育の並行通園を続けた感想は…切り替えが大変だったけど頑張って通わせて良かったです。
並行通園をしてみて、実際に良かったことや大変だったこと、娘が年少時のスケジュールについて紹介します。
目次
保育園に行きながら療育がある日のスケジュール
こちらが年少娘が保育園と療育に行っていた時のスケジュールです。
9:00 保育園登園
12:00 給食
13:00 お昼寝開始
14:00 お迎えに行く⇒車で療育先へ
15:30 療育開始
17:00 療育終了
療育がない日は、保育園は9時から16時まで。療育がある日は14時までにしてもらっていました。
保育園と療育の併用で大変だったこと
並行通園でこりゃ大変だなと思ったのは、保育園に行きながら療育という生活が始まって1ヶ月が過ぎた頃です。ゴールデンウィーク明けですね、ちょっと保育園の生活に慣れてきたかなってタイミング。
入園したばかりの4月はまだ慣らし保育で、午前中まででお迎えってことが多く、一回帰宅してから療育先へというスケジュールだったんです。
給食がスタートして保育時間が長くなると、保育園を早退して直接療育先へ行くことになります。
それが彼女にとって保育園⇒療育という切り替えがなかなか上手くいかないのか、送迎中にはよく「行きたくない」と言っていました。
行きたくない日の療育の後、先生から娘の様子を教えてもらえるのですが、その日によって集中して取り組めていることもあれば、ボーっとして話をあまり聞いていない時もあったりでバラバラ。(笑)
娘の興味に偏りがあることから、そうなっちゃってたのかなーって思います。好きなことには集中できるけど、興味がわかないと頭に入ってこないみたいな。
お迎え時間がお昼寝タイム中だった!
娘が保育園⇒療育に上手く切り替えられないのは、年少さんのお昼寝時間とお迎え時間がかぶっちゃってたのも一つの原因だったんじゃないかなと。
14時というと幼稚園は降園時間のところが多いけど、保育園ではお昼寝中だったんですよね…。お迎え時はクラスの子も寝ているので、他の子を起こさないように気を使いました。
寝ている所を起こされて「さあ、療育行くよ!」って言われたら、切り替え苦手な娘じゃなくても嫌がるのは当然です。
でも療育時間は固定されているので変更できません。そうなると、どうやってご機嫌斜めの娘の機嫌を取りながら療育に気持ちを持っていくかが大変でした。
行きたくない!って時の対策
これといった秘策はありませんが…娘は割と単純なので車の中でおやつ食べよ~とか療育終わったら新しい雑誌買いに行こうね!とか言ったらうん!分かった!って納得してくれましたね。
厳しいかもしれませんがそれで機嫌が直らなくても、「今日はお休みしようか」という選択肢は与えませんでした。体調不良の場合は別ですが。
行って集中できなくてもとりあえず行かせる、継続は力なり!引き渡す時に泣いていてもあとは先生にお任せしました。先生方は切り替え上手なので、療育が終わるころには大体ケロッとしていましたね。
両方通わせて良かった点
保育園に行きつつ療育へ通うのは親子共になかなかハードでしたが、頑張って行かせて良かったです。良かった点は、
- 本人が落ち着いてゆっくり過ごせる空間が持てる
- 少人数でスタッフの配置も多いため、一人一人に目が届く
- 環境の変化に強くなった
- 療育のスタッフと保育園の先生が情報を共有しあえる
保育園では加配の先生がいるにしても常にべったりという訳ではなく、クラス23人に先生2人で他の子どもたちと同じように扱われることもあります。加配付けたのにほったらかし!?って心配になったことも。
でもそんな中で自分で考えることや、友達に助けてもらう経験を積んでいけたことが、娘の大きな成長につながったと感じています。
保育園とは別に、自分にじっくり向き合ってもらえる場所も娘には必要と思い、併用はしんどいかもしれないけど療育へ通うことも諦めきれませんでした。最初のころは行き渋っていた娘も、年長さんになるころには自信がついたのか楽しく参加していました!
保育園や幼稚園の頃から、療育に行くことに慣れているからか、小学校へ上がってデイサービスを利用する際、嫌がることなくスムーズに行くことができました。
あとは、保育園でフォローしきれない部分を療育に取り入れてもらうこともできるので、(ボタンのつけ方とかちょうちょ結びのやり方とか)ありがたかったです。
並行通園は、生活リズムに慣れるまで大変だったけどうちは通わせてよかったなって思っています!年中から幼稚園に変わった後も、療育を週3回に増やして卒園まで続けることができました。
療育も色々なタイプがあるので、合わないと思ったら別の所に変えてみるのも一つの方法です。ぜひお子さんに合う療育先を見つけてあげてくださいね。