こんにちは!ゆしこです。
あなたのお子さんは宿題をすぐに終わらせるタイプですか?
それともギリギリまでやらないタイプ?
うちの超絶マイペース娘は確実に後者です。
発達障害の子はやる気スイッチが入るまで時間がかかる子が多いそうです。
なので言ってもやらないのは特性のせいと思って、最近は自分から「宿題やる!」と言い出すまで諦めています。
が、「宿題やる!」と言い出す時間が悪すぎる。就寝時間の15分前とか。
結局時間が気になりだす私。しかし声掛けを何度もしてもやる気になってくれません。
そこでどうしたら発達障害の娘が宿題する気になってくれるのかを考えてみました。
目次
発達障害の子に宿題のやる気を出させる4つの方法
娘も宿題をやらないといけないということは分かってるけど、気が付いたら寝る時間になっているという毎日。
宿題を後回しにしないで娘自らやる気になってくれるにはどうすればいいか。4つの方法を考えてみました。
宿題の量を本人の能力に合わせて出してもらう
娘は発達の遅れがあり小学校の支援学級に通っています。なのに普通級の子と同じ宿題が出ることに疑問を感じていました。
そこで支援の先生に娘の理解度に合った宿題の量を出してくださいと頼みました。
先生は量が少ないプリントを出してくれたり、普通級の宿題も娘ができる範囲でやってくださいと言いました。
それまでは宿題が多すぎて一目見ただけでやる気を失っていた娘。
難易度が低いプリントを差し出すと、娘も自分で少しづつやるようになってきました。
でも私が娘に
と言っても、なんでみんなやってるのに自分はやらなくていいの?と思うみたいで納得してくれません。
意外と真面目なところもあるんですよね。
そんな時私がやらなくていいよと言っても信用しませんが、先生がやるのはここまでで良いんだってと先生が言ってたかのようにすれば納得してくれたりします。
本当は先生が直接娘に言ってくれた方が納得すると思うのですが。先生も宿題を出したら後は親任せという感じなので私が宿題の範囲を決めてやらせています。
全部やったから偉いではなくてやった分を褒める
本当は本人のレベルに合った宿題を出してあげて、全部できたという達成感を毎回持てたらいいですよね。
でもうちの学校はやれるところまでやってくださいというあいまいなことしか言ってもらえないので、どうしても最後まで宿題が終わらないという日もあります。
「今日も全部できなかったね」では子どものやる気を損ねかねないので、できた分だけでも褒めるように心がけています。
今日はここまで頑張ったね。明日は途中から最後までやろうかという風に言ってあげると、安心するようです。
子供主体で取り組ませる
宿題をしている最中、気が散って進まない子っていますよね。まさに娘はそのタイプ。
口で早くしなさいと言っても効き目がないことはもう分かっています。
子どもがぐずぐず宿題をしない時のためのとっておきアイテム”ストップウォッチ”を使ってやる気を出させてみましょう!
親がここで「制限時間は5分ね、スタート!」と仕切るのでは子どもに口出ししているのと変わりありません。
ポイントは、子どもに時間を決めさせること。
たとえば漢字の宿題を5行終わらせるには、終わるまでに何分かかるかを自分で考えさせます。
そして時間を設定したら、「用意スタート!」と、親が言うのではなく子どもに自分で言わせます。
子供に主導権を握らせることで、自分で決めたことだからちゃんとやろうという意識が働くのだそう。
さっそく娘にも可愛いストップウォッチを自分で選ばせるところから始めてみようと思います!
発達障害児には利かない!?宿題のやる気スイッチ入りません
素直な子ならば当然通用する方法も、発達障害の子に言ってもなぜか効果がないということも。
宿題やったらご褒美あげる
よく私も「宿題やったらおやつ食べていいよ~」とか
「好きなテレビ見たかったら宿題終わってからね!」とか言って
宿題をさせようとしていました。にんじんぶらさげ作戦です。
小学校に入って始めの方はこの方法でちゃんとやってくれていたんです。
2学期の途中頃からでしょうか…宿題も少しづつ難しくなり、量も増えだします。
すると娘は徐々に宿題に対してやる気がなくなってきたんです。
宿題を見た瞬間、「多い~!」とまず文句。
宿題やったらご褒美作戦で仕方なしに宿題に取り掛かるも1,2問計算問題をしたところで関係ないことをやり出します。
鉛筆を削り出したり、消しゴムのかすを集め始めたり。笑
大半の子はご褒美作戦効くと思うんですよ。
今は大変だけど頑張れば後で楽しいことが待ってる!って理解できるから。
でも娘の場合やりたい時はやるけど、やりたくない時は何を言われてもやりたくない。
ご褒美を用意しても、そんな先のこと言われてもと現実味がないせいでやる気が出ないんでしょう。
でも娘の中で宿題はしなくてはいけないものという認識はあるんです。だからなのか、
反対にご褒美(テレビやおやつ、動画など)を先にしてあげて、その後宿題しようねって約束させた方がやる気になってくれる事の方が多いです。
お兄ちゃんと一緒に宿題したら?
お兄ちゃんが宿題やってるの見たら娘ちゃんもやりたがらない?と人からよく言われることがあります。
それが娘は全然で…お兄ちゃんが宿題をやっている横でも平気で遊んでいます。
横に並んで静かに宿題に取り組むなんて夢のまた夢。
娘がやっと兄の隣で宿題のノートを開いたかと思えば今度は兄が妹にちょっかいを出し始める!
しかも兄も妹に対しては遠慮がないので「この問題の答えちがうで!」「字はみ出してる!」と注意ばかりするんですよ。
機嫌を損ねた娘が今度は兄の宿題の邪魔を開始。足で兄をつついたり、話しかけたり…
兄には「娘ちゃん頑張ってるんやからそんな言い方しなくてもいいやん!」と怒り、娘にも
「お兄ちゃんまじめに宿題やってるのに邪魔するのやめて!」と怒るという。はあ、疲れる。
10回中1回ぐらい?長男が娘に優しく宿題を教えてあげることがあって、その時は
と思いますが、なかなか親の思い通りにはいきませんね。
普段はやっぱり足を引っ張りあってしまうので、兄弟離れて宿題をするスタイルが合っているように感じます。
私は何のために子供に宿題をさせたいのかを考えてみる
今の娘に効果がありそうな宿題のやる気の出し方を紹介しました。
おそらく娘がすぐに宿題をやらないのは、
早くしなくても大変なことにならない。だから今は遊びたいからやりたくない
と思っているからでしょう。
時計は読むことができるようになってからは少しましになりました。
でも、時間を意識して行動するということがまだできないんでしょうね。
それができる子は宿題しなさいと言わなくても勝手にやるでしょう。
そもそもなんで宿題をやらせたいのか?と改めて考えると
- 寝る前ギリギリになって焦り出す姿を見たくないから
- 宿題をやらないままだと娘が次の日学校で困るから
- ますます勉強に遅れが出るから
ということが頭に浮かびました。
多すぎる宿題を完璧にやらせようとすると、本人はもちろん親まで疲れ切ってしまいますね。
正直娘には大学に行ってほしいとまでは思っていません。
勉強に遅れが出るのが心配なのはなんでかというと、
知能的に勉強に遅れが出てもしょうがないと思う反面、娘が周りと比べて自分はダメだと思ってしまうのがかわいそうという意味です。
小学4年生ぐらいの知識があれば生きていけるという話を聞いたので、大人になるまでに小4レベルまで到達できればいいなぐらいの気持ちでいます。
なので娘の自己肯定感が下がらないことを第一に、できる範囲で宿題と付き合えたらなと思います。