娘が7歳に受けたWISCで処理速度の数値が64という低い値が出て、
目で文字を追いながら読む・字を写すことが極端に苦手と言うことがわかりました。
そんな娘の欠点を補ってくれるかも!と期待をこめて買ってみたのが
「魔法の定規 リーディングルーラー」という読書用定規です。
リーディングルーラーの使い方や色別の効果、実際に使ってみた感想をまとめました。
目次
イギリスの6割以上の学校で使われている読書用定規
教科書やプリントの背景色は基本白ですが、白い紙は字がはっきりとして読みやすいのかというと実はそう感じない人もいるのです。
- 白い紙を見ていると眩しく感じて文字が見ずらい
- 何処を読んでいるのか分からなくなる
- 文を見ていると目が疲れる
そんな人たちのためにイギリスで生まれた商品が、リーディングルーラーです。
白い紙の上に自分の目に合った色の定規をかぶせるだけで、疲れにくくなったり活字を読む負担を軽減することができるというのです。
リーディングルーラーは、透明度・濃度・色彩度などの細かい基準に合格したイギリスの特許商品!
私の周りでは使っている人を聞いたことがありませんが、イギリスでは読み書きが苦手な学生や警察機関などでも使われているそうですよ。
リーディングルーラーの使い方
娘は音読や問題を解いているとき、今自分が読んでいる位置をよく見失います。
だから活字や数字がずらーっと並んでいるのを見るだけでやる気が激減。
ちゃんと見たらできる問題もあるのに諦めてしまうなんてもったいない!と思ってリーディングルーラーを試してみることにしました。
青・緑・ピンクなどいろんな色があって迷いましたが、黄色が見やすいという口コミを見たので黄色にしました。
読みたい行の横に青いバーをかぶせると、1行だけに焦点をあてられて見やすくなります。
最初は1行読み終わって2行目に行く時にずらすのがずれたりして、やりにくそうでした。
でも慣れてくるとずらすのも上手になっていきました。
音読だけじゃなくて、問題を写している間に分からなくなってしまうという計算ドリルにも使えないかと思ってリーディングルーラーを使ってみました。
ずらっと並んでるだけの式が・・・
次どこを写すんだっけ?と見失うことが少なくなりました!
色別の効果について
どの色にしようか迷うという方は、色によって得られる効果を基準に選んでみてもいいかもしれません。
グリーン・・・目に優しい
あおみどり・・・心の安定と癒し
水色・・・落ち着きと判断力を高める
パープル・・・落ち着きやストレス軽減
ピンク・・・ストレス軽減
オレンジ・・・眩しさや疲れ目の軽減
イエロー・・・集中力アップ、文字をはっきり見やすく
人によって見やすい色はそれぞれということですが、公式ページによると売れ筋は以下の色です。
- イエロー
- スカイブルー
- アクア(水色)
- マゼンダ
- オレンジ
自分に合う色がなければ2色や3色を重ねて調節することもできます。
ADHDの学習にもおすすめ
リーディングルーラーを学校に持たせたら支援の先生に
「透明の定規の商品名はなんですか?教えてください」と連絡がありました。
やっぱり現場でもあまり知られていないみたいですね。
買って以来、学校に持って行って教科書読む時に使ってるみたいです。
娘みたいな気が散りやすいADHDの子や、処理速度の数値が低い子におすすめです!
視覚支援グッズを活用して苦手を補うことができるなら、どんどん試して取り入れていこうと思っています。