こんにちは!発達がのんびりな娘を育てているゆしこです。
娘には幼稚園の年中から続けている唯一の習い事があります。
それは民間のスイミングスクールです。
進級するのもかなりゆっくりペースですが、追い出されずになんとかやってます。
発達障害があると、習い事を考える時「入会して迷惑にならないかな」と、不安になりますよね。
でも確認もしないで子どもがやりたい習い事を諦めてしまうのはもったいない!と思います。
私も無理でも仕方ない!ダメ元で聞いてみようと近所のスイミングの門を叩きました。
ただ、言われたら辞めたらいいやって黙って入るのはおすすめしません。
入会前にコーチとよく話し合うことが大切だと思います。
今回は、軽度発達障害の娘がスイミングに入会するにあたって気をつけた点を振り返ってみました。
目次
入会前には発達障害を隠さずカミングアウト
娘がやりたいと言い出したことから習い始めたことがきっかけでしたが、
家から一番近いスイミングは厳しいで有名なところ。
有名な水泳選手を輩出していて、キャンセル待ちが出るぐらい人気なのです。
でも長男を短期の水泳教室に何度か通わせたことがあったので、雰囲気は分かっていました。
百聞は一見にしかずですね。
だから思い切って幼稚園に入園するタイミングで入会しようとスイミングを訪ねました。
受付のスタッフさんに
と、恐る恐る聞いてみたら、「ちょっとお待ちください。責任者を呼んできます」と言われて
待っていると、奥から男のコーチがやってきました。
コーチに質問された内容は?
コーチに少しお話聞かせてくださいと言われたので、
- 娘が加配付きで保育園に入っていたこと
- 言葉の理解が実年齢より1年以上遅いこと を話しました。
その後コーチが娘に「何歳?」「スイミングしたい?」と尋ねると、娘は
「4歳」「うん、したい!」と、はっきりと目を見て答えることができました。
これだけの質問ではコーチは娘に発達障害があるようにはみえなかったでしょう。
そしてコーチは私にもいくつか聞いてきました。
- 列に並べず順番を守れないことはあるか?
- 突然集団から離れたり、走り回ったりすることはあるか?
- 水が怖くて顔がつけられないか?
③はもちろん平気(じゃないとスイミングやりたいなんて言わない)、①と②も1年保育園に通ってて輪を乱したりすることがなかったから問題なし。
そうであればということで、スイミングの入会を許可していただけることになりました。
迷惑と思われることを恐れず、わからないことは入会前に確認を!
入れてもらえて嬉しい気持ちはありましたが、ここは障害児専門のスイミングではなく健常の子たちが通うスイミングスクール。
本当に娘がやっていけるのか?コーチや他の子どもたちに迷惑をかけないのか?と不安になってきました。
聞けばクラス分けは学年別に分かれており、主に年少さんまでの子が入る3歳児クラスと、年中・年長さんの子が入る4~5歳児クラスがあるそうです。
娘は5歳になる年なので、普通なら4~5歳クラスになります。でもクラスは単に年齢が上がるだけじゃなく、
コーチの話し言葉や対応もクラスによって違ってくるというのです。
さらに、4~5歳クラスはコーチ一人当たりに見る子どもの数も多くなるので、細やかな対応もしてもらいづらくなるということ。
そこでコーチに「娘を3歳児クラスに入れてもらえないか」とお願いしました。
勝手なことを言ってるなと思われるかもと思いましたが、娘が困らないようにするため!
コーチは、下のクラスの方が空きがあるからとすんなりOKしてくれました。
コーチが大丈夫と言っても親が大丈夫と思うかが大事
なぜ入っていいと言われたのに、4~5歳クラスに入れなかったのかというと、
入会してからこのクラスしんどそうと思っても、クラス変更がすぐできるとは限らないと思ったからです。
環境をコロコロ変えるのも初めての場に慣れるのが遅い娘にとってよくないでしょうしね。
言葉の選び方も優しく丁寧にしてもらえるなら、絶対3歳児クラスがいいという親の勘です!
結局3歳児クラスは年長の夏まで居座っていました。笑
体は年長でも中身は年少~年中レベルなんです。ゴメンナサイ
娘は周りの子より一回り大きいから、親ペンギンの横にいる親よりでかい子どものペンギンみたいでした。
こないだWISC-IVの検査の時に主治医に「○○のスイミングに通わせてる」と答えると、
「あそこ厳しいって有名なところでしょ!?」と驚かれました。
厳しいのはレベルが高いクラスであって、小さい子のクラスは基本を何度も何度も繰り返し練習するから
キツイんだと言われてる理由なんじゃないかな?
できるまで丁寧に見てもらえるのは娘にとっては良いことだとプラスに受け止めています。
できれば、小学校の間にクロール泳げるようになってくれたらいいなと密かに思っている貪欲な母なのでした。