発達障害でもできるアルバイトってあるの?私でもできた仕事3つ

ASDとADHDの娘のこと

ASDの娘が最近言うんですよね。

大人になったらアルバイトしたい!マクドナルドのてんいんさん!

(よりにもよってファーストフードの店員かあ)と本心では思いつつ、

ゆしこ
…そうなんだ~なれるといいね!

と、今のところは子供の夢を壊さないようにこう答えるようにしています。

でも実際、発達障害でもできるアルバイトってあるんだろうか。

発達障害といっても人によって得意なところと苦手なところってちがうので、ひとまとめにはできないですけどね。

そんな私だって診断はされていないものの、娘と同じADHDの可能性を疑っています。

不注意でミスが多い・一度指示されてもすぐに覚えられない・慣れるまでに人よりも時間がかかる等で、学生時代バイトをクビになったことも何度かありましたしね。

でもそんな中で私にも続けられたアルバイトもいくつかありました。

今回はADHD要素がありそうな私でも無理なく続けられたバイト3つを紹介します。

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目次

発達障害傾向の私でも続いたアルバイト3つ

ここでは私が16歳~22歳の間に経験したアルバイトの中でも、続けることができたアルバイト3つについて詳しく紹介します。

郵便局の年賀状仕分けアルバイト

人生初のアルバイトは、年末年始の年賀状を仕分けするアルバイトでした。

市内に配られる年賀状のみを分けるので、基本的に何丁目・何番地・何号を見て分けるだけという簡単な作業です。

入れるボックスはきっちりと数字で細分化されているため、分かりやすかったです。

文字が薄かったり汚かったりで見にくい場合は「不明」というボックスに入れておけばあとで処理してくれます。

何かわからないことがあれば、一緒にやってる郵便局員の方が沢山周りにいるので質問しやすい環境だったのも良かったポイント。

高校三年間と、長男の妊娠中にも一度高校生に混じってしていましたね。

工場の軽作業系のアルバイト

工場の軽作業というと、1人で黙々と仕事できて社会スキルがない私でもやれるかな?と思い何度かやったことがあります。

夏休みなどの時間がある時2週間だけとかでしたが、たくさんのことを覚える必要がないので初日から役に立ったと実感できるバイトです。

ある食品工場では材料をはかる担当の日と盛り付ける担当の日など、その日によって違う持ち場に行くこともありましたが、仕事自体は同じ作業の繰り返しなので問題ありませんでした。

飽きてくると手を動かしながら頭の中で歌ってることもあったりして。

ただ人数がとにかく多いので、食堂でお昼休憩するにも何十人ものパートのおばちゃんたちの話し声が気になって気が休まりませんでしたね。

学生の間は周りのおばちゃんと馴染めなくても別にいいやと思っていましたが、主婦になった今同じ環境で働けと言われても断固拒否しますね。

何カ所か工場に短期バイトで入った感想は、仕事内容はどこも大差なかったけど工場によっては人間関係がドロドロしてるところもあり、10代の私はカルチャーショックを受けました。

場所によっては勤務歴長いめっちゃキツイおばちゃんが我が物顔で新人にきつくあたったりするところもあるので要注意。

女性ばっかりの工場より男性もいる所の方が私は働きやすかったです。

和菓子屋のアルバイト

今までしてきたバイトの中で一番長く続いたのは、意外にも和菓子屋の販売業務でした。

基本店員の人数は2名、多い時でも3名で、繁忙期以外はお客さんが少ない

というところが4年も続けられた理由だと思います。

覚えることは軽作業より多く、お店の前で「いかがですか~」って呼びかけなきゃいけないしなれないことばかり。始めはこんなのできない!と、採用されて3日で辞めようと思いました。

最初はこんな私が接客なんて…と嫌でたまらなかったんですが、静かな職場で一つ一つの仕事をゆっくりと教えてもらえたおかげで徐々にできることが増えていき。

半年、1年経つうちに店番を任せてもらえるようにまでなりました。

店番を任せられるようになるまで何度教えてもらっても覚えられないこともあったり、ミスもたくさんして世話のかかるアルバイトだったでしょう。

和菓子屋のパートのおばちゃんは60歳前後の方が中心で穏やかな方が多かったのもラッキーでした。

ちょっとお高めのお菓子販売店は、お客さんも落ち着いた方が中心でいつも混雑していないのでせかされることも少なくておすすめです。

発達障害の人が働くために必要なスキルは何か

結婚・妊娠を期に専業主婦になり、今は外で働いていませんが一度でも長く働くことができたのは、大きな自信になっています。たとえアルバイトでも。

子供たちにも自分で働いてお金を稼ぐという経験をぜひしてもらいたい。

発達障害を持つ人が仕事を続けられるかは、一緒に働くメンバーの理解や働きやすい環境というのももちろんあります。

でも同じぐらい大事なのは本人が一つの仕事に真面目に取り組むことができるスキルがあるかということではないでしょうか。

ADHDの特性で集中力が続かないという娘がいるので、じっくりと長い時間作業に取り組むことがどれだけ難しいことか想像できます。

でもそれが本人のせいじゃなくて生まれ持った脳機能のせいであったら、薬の力を借りて集中力を上げることも時には必要だと思います。

ただ好きなことをしている娘の集中力には目を見張るものがあるので、今は遊びでもなんでも好きなことにとことん熱中することもさせてあげたいです。

 

 

 

 

 

 

 

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